> イチゴ苗の蒸熱処理 > 蒸熱処理とは
◯型式 VHC-15FV(1.5坪夜冷庫(冷蔵庫)適用型)
◯蒸熱処理装置 本体寸法:500✕540✕140cm 本体重量:約30kg
◯既設の夜冷庫寸法 1800✕2700✕2200H(薬1.5坪)以内
耐熱ウレタンパネルの厚み 40mm以上
◯温度、湿度範囲 外気温+10℃〜60℃ 、相対湿度 75%〜95%
庫内温湿度検出器 Pt100Ω 乾球湿球方式
温湿度調節幅 温度(0.1℃)、湿球温度(0.1℃)
◯ファンヒーターユニット 3相200V 8.5KW
循環ファン:防錆タイプ 高温多湿用、3相200V 400W 1台
ヒーター:ステンレス製 3相200V 1組
◯加湿ユニット 噴霧量 7.2L/h 1.3MPa時 セミドライフォグ
ポンプ:単相 100V 220W (20Lタンク付き))
◯制御盤 デジタル温度、湿度指示調節計 葉温度表示 1カ所
◯1回当たりのランニングコスト (運転時間=70分、処理株数980株で試算)
電力料 使用する電力量 6.85Kwh 1Kwh当たり 16.85円/Kwh(低圧電力 夏季料金) 1.85Kwh ✕ 16.85円 = 約115円(基本料金は除く))
水道料 使用水量 0.01㎥ 1㎥当たり 416円(福岡市201〜600㎥使用時)として
0.01㎥✕ 416円/㎥ = 約3円(基本料金は除く))
※別途必要な工事
一次側電源供給工事 (三相200V 30A)
一次側給水供給工事
差圧用仕切り板 耐水ベニア(900✕1800 t=9〜12mm) 5枚程度
蒸熱処理装置.JPG (7MB)
2018.06.14
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> イチゴ苗の蒸熱処理 > 蒸熱処理とは
農研機構九州沖縄農業研究センターと(株)FTH社は、蒸熱処理を使った防除装置を共同研究によって開発しました。ただ当初の装置は大型で、導入コストもそれなりにかかることから、処理装置を小型化し、イチゴ生産者がそれぞれもっている冷蔵庫で処理できる装置の開発にとり組みました。平成26年度から3年間かけて、九州沖縄農業研究センター、福岡県、佐賀県、熊本県、(株)FTHそしてエモテント・アグリ株式会社の共同研究として、器機の開発と利用方法の開発に取り組みました。そして平成29年度よりエモテント・アグリ株式会社が総販売代理店として販売を開始しております。
この研究は、平成26年度農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業として実施されたものです。
2018.06.14
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> イチゴ苗の蒸熱処理 > 蒸熱処理とは
蒸熱処理は相対湿度100%の飽和状態の雰囲気のなかで、48〜50℃の温度で10分間程度イチゴの苗を処理することで、うどんこ病やアブラムシ、ダニ類などの主要な病害虫を防除する方法です。
2018.06.14
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